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荒川ナッシュ 医

荒川ナッシュ医は1998年よりニューヨークを拠点に活動するパフォーマンス作家。2019年よりロサンゼルス在住。そのパフォーマンスは現代美術作家や美術史家をはじめとする、多彩な人々との共同作業により生まれる。彼らが演者としてパフォーマンスに参加することもあれば、彼らの作品そのものがパフォーマンスに登場することもある。 荒川ナッシュはまた、観客を即興的にパフォーマンスに巻き込むことによって、観客を受動的な鑑賞者から積極的な行為の主体に転化し、演者と観客との間の境界を無効にする。西洋近代思想において形成された個人主義の概念を基盤とする現代美術において荒川ナッシュは、他の作家らとの共同作業と観客との共同作業の交差する点を自身の作品とすることで、「私」という主体の檻から作品を解放することを企図している。
荒川ナッシュ医は第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2026年)の日本館出展作家に選出されている。主なパフォーマンスおよび展覧会に、ハウス・デア・クンスト(ミュンヘン、2025年)、国立新美術館(東京、2024年)、タービン・ホール、テート・モダン(ロンドン、2021年)、アーティスツ・スペース(ニューヨーク、2021年)、ホノルル・ビエンナーレ(2019年)、Kunstverein für die Rheinlande und Westfalen(デュッセルドルフ、2018年)、ミュンスター彫刻プロジェクト(2017年)、ルートヴィヒ美術館(ケルン、2017年)、ベルリン・ビエンナーレ(2016年)、Museum Brandhorst(ミュンヘン、2015年)、光州ビエンナーレ(2014年)、ホイットニー・ビエンナーレ(ニューヨーク、2014 年)、カーネギー・インターナショナル(ピッツバーグ、2013 年)、第55 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展、グルジア館(2013 年)、テート・モダン(ロンドン、2012年)、第30 回サンパウロ・ビエンナーレ(2012 年)、ニューヨーク近代美術館(2012 年)などがある。



