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シルケ・オットー・ナップ

Silke Otto-Knapp "Moontrail (Trio A)", 2010 watercolorand gouache on canvas 140 x160cm

1970年オスナブリュック(ドイツ)生まれ。ヒルデスハイム大学でカルチュラル・スタディーズを専攻、その後ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで修士号を取得。シルケ・オットー・ナップは、キャンバスに水彩絵具で描くという独特の手法によって、風景画そして舞台美術とパフォーマンスの歴史資料を参考にした絵画を制作している。伝統的な水彩画家とは異なり、オットー・ナップは、キャンバスに水彩絵具を塗ってそれを落とし、また新しく水彩絵具を塗ることで画面に層を作る。こうしてできあがる無数の層によって、平面性と奥行き、輪郭と肉体、距離の遠近、現実と比喩的な空間といった、相反する空間概念の共存が生まれ、モチーフと絵画の表層のあいだに緊張感を生んでいる。

これまでルネッサンス・ソサイエティ(シカゴ、2020年)、ミッドウェイ・コンテンポラリー・アート(ミネアポリス、2017年)、アートギャラリー・オブ・オンタリオ(トロント、2015年)、クンストハレ・ウィーン(2014年)、カムデン・アーツ・センター(ロンドン、2014年)、クンストハル・シャルロッテンブルク(コペンハーゲン、2013年)クンストフェライン・ミュンヘン(2010年)、テート・ブリテン(ロンドン、2005年)などで個展を開催。また、Michael Clark「Cosmic Dancer」バービカンセンター・アートギャラリー(ロンドン、2020年)、「Performer and Participant」テート・モダン(ロンドン、2019年)リバプール・ビエンナーレ2018「Beautiful world where are you?」(2018年)、「Made in L.A. 2016: a, the, though, only」ハマー美術館(ロサンゼルス、2016年)、「Sacré 101 – An Exhibition Based on The Rite of Spring」ミグロ現代美術館(チューリッヒ、2014年)、「Dance/Draw」ICA(ボストン、2011年)、第9回イスタンブール・ビエンナーレ(2005年)などのグループ展にも多数参加。

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