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ムラタタケシ
Takeshi Murata "Damage Control"

June 1-30, 2007

Pipeline Alaska Pipeline Alaska
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「身近にあって、理解されているのに抽象的な事柄について表現すること。」
- Takeshi Murata

gallery.sora.では、6月1日(金)より6月30日(土)まで、ムラタタケシ「Damage Control」展を開催致します。ニューヨークを拠点に、これまで数多くのギャラリーや美術館での展覧会に参加し、国際的に活躍するムラタは、ハーシュホーン美術館彫刻庭園(ワシントン)での個人プロジェクト、MOMAでのグループ展「Automatic Update」、サンドレット・レ・レダウデンゴ財団(トリノ)でのグループ展「Silence. Listen to the Show」、およびグラッドストーン・ギャラリー(ニューヨーク)でのグループ展「Redeconstruction」(キュレーター:マシュー・ヒッグス)への参加を今後予定しています。

おもにニューヨークに拠点を置くアメリカ在住の若い世代の芸術家達による、サイケデリックへの再考とアプロプリエーション(代表的手法としてサンプリング、カットアップ、リミックスなどがある)の成功に引き続いて、ムラタの映像作品は美術界に登場しました。彼の作品は、フィルムイメージの形式を現代的に再構成する点においてユニークであり、既存の映像と自分で撮影した映像とを組み合わせて制作した作品は、物語を紡ぎながら、ピクセルの絵具としての可能性を追求しています。本展では、ミュージシャンのロバート・ビーティとエレン・モールとのコラボレーションとして制作された単一チャンネルのフィルム作品「Damage Control」を展示致します。