マーティン・キッペンバーガー

1953年ドイツのドルムント生まれのマーティン・キッペンバーガーは、1997年に没するまでの間に、大型のインスタレーション、絵画、ドローイング、版画や彫刻などの非常に複雑で多方面にわたる作品群を制作した。1972年から1976年の間に、ハンブルク造形美術大学でアーノルド・ハウザーとフランツ・エアハルド・ヴァルターに師事している。1977年にベルリンに移り、翌年にギゼラ・キャピテンとともに事務所「Kippenberger’s Büro」を設立。その後、パリ(1980年)、ウィーン(1983年)、ケルン(1980年代)、カルモナ/セビリアとマドリッド(1988年)、ヴェネツィア/ロサンゼルス(1989年)、フランクフルト(1992年)に居住し、定期的にザンクトゲオルゲン(黒い森)とシロス島(ギリシャ)に滞在して制作を行った。1991年には日本を訪れている。

キッペンバーガーの生涯と作品は、現代文化のシステムにおけるアーティストの役割に主眼をおくめざましい実践と深く結びついている。彼は興行主、エンターテイナー、キュレーター、コレクター、建築家、および出版者の、それぞれの役割を軽々と切り替えることのできる人物であり、彼の作品には、大衆文化、芸術、建築、音楽、政治、歴史、さらには彼自身が反映されている。代表的な展覧会として、「Sehr Gut / Very Good」ハンブルク駅現代美術館(ベルリン、2013年)、マラガ ピカソ美術館(2011年)、ニューヨーク近代美術館(2009年)、ロサンゼルス現代美術館(2008年)、テート・モダン(ロンドン、2006年)、K21ノルトライン・ヴェストファーレン州立美術館(デュッセルドルフ、2006年)などが挙げられる。

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ケリス・ウィン・エヴァンス

 

1958年ウェールズのラネリ生まれ。現在ロンドンを拠点に活動。ネオンを用いたテキスト作品に代表される、文学、映画、美術、天文、物理など幅広い分野における先人達の先駆的な試みを引用した作品や、内包された物質と非物質という両義性により鑑賞者の知覚を問い直す、光や音を用いた立体作品で知られる。人という主体が知覚する経験や行為をも物理的な作品とみなし、作品を展示する空間やその空間の運営主体である組織のありようも作品の一部と考えるエヴァンスの姿勢は、理論・慣習・教育によって強固に形成された世界の輪郭を、豊かな知性をもって拡張する行為だといえる。

主な個展として、草月会館(東京、2026年、2023年、2018年)、オーストラリア現代美術館(シドニー、2025年)、ポンピドゥー・センター・メッス(2024年)、アスペン美術館(2021年)、ポーラ美術館(神奈川、2020年)、ピレリ・ハンガービコッカ(ミラノ、2019年)、タマヨ美術館(メキシコ・シティ、2018年)、テート・ブリテン・コミッション(ロンドン、2017年)、Museum Haus Konstruktiv(チューリッヒ、2017年)、Museion(ボルツァーノ、イタリア、2015年)、サーペンタイン・ギャラリー(ロンドン、2014年)、Bergen Kunsthall(ベルゲン、ノルウェー、2011年)、バラガン邸(メキシコ・シティ、2010年)、カスティーリャ・イ・レオン現代美術館(2008年)、パリ市立近代美術館(2006年)などが挙げられる。主なグループ展として、ミュンスター彫刻プロジェクト(2017年)、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2017年)、モスクワ・ビエンナーレ(2011年)、愛知トリエンナーレ(愛知、2010年)、「万華鏡の視覚:ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションより」森美術館(東京、2009年)、横浜トリエンナーレ(2008年)、イスタンブール・ビエンナーレ(2005年)、ウェールズ代表として参加したヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2003年)などがある。

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「DUBAI PHOTO EXHIBITION」

会期: 2016年3月16日(水) – 19日(土)
会場: Dubai Design District / d3 (ドバイ)
参加作家: マライケ・ファンヴァルメルダム

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エルムグリーン&ドラッグセット「Van Gogh’s Ear」

会期:2016年4月13日 – 8月16日
会場:ロックフェラー・センター(ニューヨーク)

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クサナギシンペイ

1973年東京生まれ、同地を拠点に活動。主な個展に「Something is happening which is not happening at all」アルトマンシーゲルギャラリー(オンライン、2020年)、「so far so close」アルトマンシーゲルギャラリー(サンフランシスコ、2014年)、「project N 45 クサナギシンペイ展」東京オペラシティーアートギャラリー(東京、2011年)など。グループ展ではMOTサテライト「往来往来」(東京、2017年)、「現代美術の展望:VOCA展2011-新しい平面の作家たちー」上野の森美術館(東京、2011年)に出展。書籍の装丁画などを数多く手がけ、2013年求龍堂より画文集『清澄界隈』を出版。2021、2018、2015、2013、2009年にタカ・イシイギャラリーにて個展を開催。

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ルーク・ファウラー 「Outside The Sound」

日時: 2015年12月5 日(土)、6日(日)
会場: Harvard Film Archive, Carpenter Center for the Visual Arts at Harvard University(ケンブリッジ)

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「Pattern Recognition」

会期: 2016年1月22日 – 3月3日
会場: Jack Olson Memorial Gallery、 School of Art at Northern Illinois University (デ・カルブ)
参加作家: ウィリアム・J・オブライエン

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「SURREALISM: THE CONJURED LIFE」

会期: 2015年11月21日 – 2016年6月5日
会場: シカゴ現代美術館
参加作家: ウィリアム・J・オブライエン

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「Narrativas monumentales. Figuras, paisajes y rituales」

会期: 2015年12月17日 – 2016年4月24日
会場: Gas Natural Fenosa Museum of Contemporary Art (ア・コルーニャ)
参加作家: ヘレン・ミラ

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「The Lasting Concept」

会期: 2016年2月21日 – 4月1日
会場: ポートランド現代美術協会
参加作家: 木村 友紀

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桑山 忠明

桑山忠明は1932年名古屋生まれ(2023年没)。東京芸術大学日本画科を卒業後1958年に渡米し、その後ニューヨークで制作活動を継続。初期は日本画の顔料や和紙を用いた作品を制作していたが、1961年のグリーン画廊(ニューヨーク)での個展以後はアクリル絵画による単色の幾何学的形体を組み合わせた平面作品に移行し、60年代、70年代のアメリカにおけるミニマリズムを牽引。絵画から離れていくかのように表現者としての主観を表すことなく、純粋な芸術および芸術体験を志向した作品は国際的に高い評価を得ている。

これまでにミース・ファン・デル・ローエ・ハウス(ベルリン、2021年)、神奈川県立近代美術館 葉山(2012年)、国立国際美術館(大阪、2011年)、金沢21世紀美術館(2011年)、 名古屋市美術館(2010年)、ルペルティヌム近代美術館(ザルツブルグ、2000年)、川村記念美術館、千葉市美術館(いずれも1996年)、北九州市立美術館(1985年)などで個展を開催。また、「表面、支持体、プロセス:グッゲンハイム・コレクションによる1960年代のモノクローム」グッゲンハイム美術館(ニューヨーク、2011年)、「ザ・サードマインド:アジアを見つめるアメリカの作家たち1860-1989」グッゲンハイム美術館(ニューヨーク、2009年)、「戦後日本の前衛美術」サンフランシスコ近代美術館他(1995年)、「色彩の形体」アムステルダム市立美術館(1966-67年)などのグループ展に参加。主な作品収蔵先にグッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、ニューヨーク近代美術館、オルブライト=ノックス美術館(バッファロー、ニューヨーク)、ベルリン国立美術館、チューリッヒ構成美術・具象絵画財団、東京国立近代美術館、国立国際美術館(大阪)などが挙げられる。

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マリオ・ガルシア・トレス 「LET’S WALK TOGETHER」

会期: 2016年2月27日 – 6月19日
会場: Museo Tamayo Arte Contemporáneo (メキシコシティ)

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「Unspoken Dailies」上映会
(上映後、マリオ・ガルシア・トレスとガブリエル・ナンシオとのQ&Aセッションあり)
日時:2016年5月25日(水)20:00
会場:Casa del Cinema MX(メキシコシティ)

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山本悍右

会期: 2016年4月14日(木) – 5月14日(土)
会場: タカ・イシイギャラリー ニューヨーク
オープニング・レセプション: 4月14日(木)18:00-20:00

グラシエラ・イトゥルビデ 「グラシエラ・イトゥルビデ 1969 – 1990年」

会期: 2016年4月2日(土) – 5月14日(土)
会場: タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム

山本 悍右

山本悍右は1914年愛知県生まれ(1987年没)。明治大学仏文科を中退、1930年から詩作を始める。1931年、「シュルレアリスムの写真における実践」を目指し写真制作を始め、同年、小此木光也らと共に写真集団「獨立寫眞研究會」を名古屋にて結成、新しい写真表現の模索を行う。1937年開催の「海外超現実主義作品展」に触発され、翌年、シュルレアリスム詩誌『夜の噴水』を発行(警察の検閲により1939年第4号にて終刊)。また1938年には、吉武源雄らと写真グループ「青憧社」を結成、機関誌『CARNET BLEU』を刊行する。山中散生、下郷羊雄が中心となって結成された「ナゴヤアバンガルド倶楽部」の写真部会が独立する形で1939年に結成された「ナゴヤ・フォトアバンガルド」に参加。北園克衛が主宰する前衛詩人グループ「VOU」の同人となり、1978年の解散まで『VOU』誌上、『形象展』で詩や作品を発表。1947年、後藤敬一郎、高田皆義、服部義文と前衛写真家集団「VIVI」を結成。1949年には「美術文化協会」の写真部会員となる。 山本は1930年代初頭から1980年代に渡って、鋭い社会批評の眼と独自の詩的な感性で前衛的な写真表現を探求し、日本におけるシュルレアリスム写真の先駆者として優れた作品を残し、脱日常的に配されたオブジェの撮影や素材細部の接写、コラージュやフォトモンタージュなど、その手法は多岐に渡り、1950年代以降には演劇的な連続写真や実験的なカラー写真、フォトグラム、立体・絵画作品も手がけた。主な個展に「シュルレアリスト山本悍右」東京ステーションギャラリー(2001年)など。主な国際展に「Japan’s Modern Divide: The Photographs of Hiroshi Hamaya and Kansuke Yamamoto」The J. Paul Getty Museum(ロサンゼルス、2013年)など。主な作品収蔵先に名古屋市美術館、東京都写真美術館、Santa Barbara Museum of Art、The J. Paul Getty Museum、The Art Institute of Chicagoなど。

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北代省三 『Forms of Experiment & Imagination』

タカ・イシイギャラリー ニューヨーク刊(2015年)
ソフト・カバー、42頁、図版15点、H22.9 x W18 cm, 0.16 kg
佐藤玲子、藤井孝行によるテキストを収録(英語)

購入する: twelvebooks

河口龍夫 『Land and Sea 1970』

販売価格:¥3,600- (税抜)、タカ・イシイギャラリー ニューヨーク刊(2015年)
ソフト・カバー、27頁、図版27点、H22.9 x W18 cm, 0.12 kg
河口龍夫によるテキストを収録(英語、日本語)

問合せ: book@takaishiigallery.com

村上華子 「ANTICAMERA (OF THE EYE)」

会期: 2016年4月9日(土) – 5月7日(土)
会場: タカ・イシイギャラリー 東京
作家来日オープニング・レセプション: 4月9日(土)18:00 – 20:00

グループ展

会期: 2016年3月5日(土) – 4月2日(土)
会場: タカ・イシイギャラリー 東京
参加作家: 法貴信也、石元泰博、木村友紀ケリス・ウィン・エヴァンス

ショーン・ランダース

1962年パーマー(マサチューセッツ)生まれのショーン・ランダースは、議論の余地なく1990年代にアメリカで現れた作家のなかで最も重要な一人と言えるだろう。キャリアの中間地点に差しかかった人々や中年の世代が抱える危機など、ランダースが扱うテーマが明らかに彼の世代特有のものであるにも関わらず、その作品は若い世代の作家にも多大な影響を与え続けている。ランダースの作品がもつ生命力は、作家自身がはっきりと自覚的に操る巧妙な技術によって和らげられた完璧な正直さと滑稽さにある。この繊細かつ不安定なバランスこそが、美術作家に限らず、どの世代の一般の人々でも共感できる部分なのである。近年は、絵画の永続性と、絵画が作家の分身となる方法にとりわけ関心をおき、多様な手法を用いて制作を行っている。これまでに、セントルイス現代美術館(セントルイス、2010年)やクンストハレ・チューリヒ(2004年)などで個展を開催。映像、彫刻、出版物やペインティングなど多岐にわたる作品が展示された。

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