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石田 尚志
石田尚志は1972年東京生まれの画家/映像作家。多摩美術大学教授。線を一コマずつ描いては撮影するドローイング・アニメーションという手法を用いて、空間のなかに増殖する線や移動する点といった運動性を介入させ、空間の質をさまざまに変容させるインスタレーションを発表している。近年の主な展覧会として、「弧上の光」国際芸術センター青森(2019年)、シャルジャ・ビエンナーレ13「Tamawuj」(2017年)、あいちトリエンナーレ(2016年)、茨城県北芸術祭(2016年)、「石田尚志 渦まく光 Billowing Light: ISHIDA Takashi」横浜美術館/沖縄県立博物館・美術館(2015年)、堂島リバービエンナーレ 「Little Water」(大阪、2013年)、「ダブル・ヴィジョン―日本現代美術展」モスクワ市近代美術館/ハイファ美術館群(2012年)、「キュレーターからのメッセージ2012 現代絵画のいま」兵庫県立美術館(神戸、2012年)、「MOTコレクション:サイレント・ナレーター それぞれのものがたり [特集展示] 石田尚志」東京都現代美術館(2011年)、「アーティスト・ファイル2010-現代の作家たち」国立新美術館(東京、2010年)、Mediations Biennale「Beyond Mediations」(ポズナン、2010年)、「躍動するイメージ。石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流」東京都写真美術館(2009年)など。2007年五島記念文化賞新人賞受賞。1999年「部屋/形態」が「イメージフォーラム・フェスティバル 1999」で特選を受賞。