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内藤 礼

内藤礼「母型」2010年 豊島美術館 写真:鈴木研一

1961年広島県生まれ。現在東京を拠点に活動。1985年武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。

1991年、佐賀町エキジビット・スペースで発表した「地上にひとつの場所を」で注目を集め、1997年には第47回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館にて同作品を展示。「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」を一貫したテーマとした作品を手がけている。これまでの主な個展に「みごとに晴れて訪れるを待て」国立国際美術館(大阪、1995年)、「Being Called」フランクフルト近代美術館企画、カルメル会修道院(フランクフルト、1997年)、「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」神奈川県立近代美術館 鎌倉(神奈川、2009年)、「信の感情」東京都庭園美術館(東京、2014年)、「信の感情」パリ日本文化会館(パリ、2017年)、「Two Lives」テルアビブ美術館(テルアビブ、2017年)、「明るい地上には あなたの姿が見える」水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城、2018年)、「うつしあう創造」金沢21世紀美術館(石川、2020年)、「breath」ミュンヘン州立版画素描館(ミュンヘン、2023年)がある。

パーマネント作品に、「このことを」家プロジェクト「きんざ」(香川、2001年)、「母型」豊島美術館(香川、2010年)。受賞に、日本現代藝術奨励賞(インスタレーション部門、1994年)、第一回アサヒビール芸術賞(2003年)、第60回毎日芸術賞(2018年)、第69回芸術選奨文部科学大臣賞(美術部門、2019年)。

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