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レオノール・アントゥネス

"the last days in Galliate", installation view at Hangar Bicocca, Sep 14, 2018 - Jan 13, 2019, Photo: Nick Ash

1972年ポルトガル・リスボン生まれ、現在ベルリンを拠点に活動。リスボン大学美術学部でビジュアルアーツ・彫刻の学位を取得した後、Staatliche Akademie der Bildenden Künste Karlsruheにて研究を続ける。20世紀の芸術、建築、デザインの歴史に登場する女性作家に影響を受けながら、ロープ、ゴム、木材、革や真鍮など身近な素材を新たな視点で解釈し、抽象的に具現化した彫刻やインスタレーション作品を制作。職人技やその土地特融の技術を積極的に用いることで、現代の大量生産の構造に反対し、受け継がれてきた知識や伝統的な技術を維持するための働き掛けを行っている。

近年の個展として、ルクセンブルク現代美術館(ルクセンブルク、2020年)、サンパウロ美術館(サンパウロ、2019年)、タマヨ現代美術館(メキシコシティ、2018年)、ハンガービコッカ(ミラノ、2018年)、ホワイトチャペルギャラリー(ロンドン、2017年)、サンフランシスコ近代美術館(サンフランシスコ、2016年)などがある。また、世界中で数々の展覧会に参加しており、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ(2019年)ではポルトガル代表を務めた。その他にも国際芸術祭「あいち2022」(2022年)、第57回ヴェネチア・ビエンナーレ(2017年)、第12回シャルジャ・ビエンナーレ(2015年)、第8回ベルリンビエンナーレ(2014年)が挙げられる。

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