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野口 里佳

“Antenna #2”, 2020, pigment print, 60 x 60 cm

1971年大宮市(現さいたま市)生まれ。現在那覇市在住。1994年日本大学芸術学部写真学科卒業。大学在学中より写真作品の制作を始める。微視と巨視を行き来するような独自の視点、人間の謎に触れるような対象の選択、その透明な色彩と詩情豊かな表現力は国内外から高い評価を受け、写真の世界だけにとどまらず現代美術の国際展にも数多く参加している。

主な個展として、「不思議な力」東京都写真美術館(2022年)、「光は未来に届く」IZU PHOTO MUSEUM(静岡、2011年)、「太陽」モンギン・アートセンター(ソウル、2007年)、「星の色」DAADギャラリー(ベルリン、2006年)、「彼等 野口里佳」アイコンギャラリー(バーミンガム、2004年)、「飛ぶ夢を見た 野口里佳」原美術館(東京、2004年)などが挙げられる。主なグループ展として、「ふたつのまどか」DIC川村記念美術館(千葉、2020年)、シドニー・ビエンナーレ(2018年)、さいたまトリエンナーレ(2016年)、「The Living Years」ウォーカー・アート・センター(ミネアポリス、2012年)、横浜トリエンナーレ(2011年)、「光 松本陽子 / 野口里佳」国立新美術館(東京、2009年)、カーネギー・インターナショナル(ピッツバーグ、2008年)、シャルジャ・ビエンナーレ(2007年)、「夏の扉 – マイクロポップの時代」水戸芸術館現代美術ギャラリー(2007年)、フォトエスパーニャ(トレド、2006年)、「コモン・スケープ 今日の写真における日常へのまなざし」宮城県美術館(2004)、「ムーヴィング・ピクチャーズ」ソロモンR.グッゲンハイム美術館(ニューヨーク、2002年)/ グッゲンハイム美術館ビルバオ館(2003年)、「写真の現在2:サイト – 場所と光景」東京国立近代美術館(2002年)、「ファクツ・オブ・ライフ:現代の日本のアート」ヘイワードギャラリー(ロンドン、2001年)、「スタンダード」直島コンテンポラリーアートミュージアム(現ベネッセアートサイト直島)(2001年)に参加している。

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