1977年東京都渋谷区生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』（赤々舎）、『POLAR』（リトルモア）により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。2011年『CORONA』（青土社）により土門拳賞。2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス）、『まれびと』（小学館）により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』（集英社）ほか。主な個展に『JAPONÉSIA』ジャパン・ハウス サンパウロ（サンパウロ、2020年）、オスカーニーマイヤー美術館（クリチバ、2021年）に巡回、『この星の光の地図を写す』水戸芸術館（茨城、2016年）、新潟市美術館（新潟、2017年）、市原湖畔美術館（千葉、2017年）、高知県立美術館（高知、2018年）、北九州市立美術館（福岡、2018年）、東京オペラシティアートギャラリー（東京、2019年）に巡回。同名の写真集も刊行された。作品は、東京都現代美術館、東京都写真美術館、横浜美術館、沖縄県立美術館等に収蔵されている。最新作に『MOMENTUM』（青土社）、『奥能登半島』（青土社）など。

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