EXHIBITIONS

グループ展

会期:2014年8月2日(土) – 29日(金)
会場:タカ・イシイギャラリー(東京・清澄)
参加作家: 荒木経惟木村友紀杉浦邦恵武田陽介


荒木 経惟
1940年東京生まれ。1971年、妻陽子との新婚旅行を写した『センチメンタルな旅』を限定1000部で自費出版。以降、妖艶な花々、緊縛ヌード、空、食事、東京の街、飼い猫のチロなど、様々な被写体から強烈なエロスとタナトスが漂う独特の写真世界を確立し、日本を代表する写真家として内外で高い評価を受けている。

木村 友紀
1971年京都生まれ。1996年京都市立芸術大学にて修士課程修了。現在ロサンゼルスを拠点に活動。写真を主題に空間と時間、または次元をテーマにしたインスタレーション形式の作品を発表している。

杉浦 邦恵
名古屋市生まれ。現在ニューヨークを拠点に活動。1967年シカゴ美術館付属美術大学学士課程修了。60年代のカラー写真、70年代のキャンバス上に写真とアクリルを塗付した写真作品、80年代から始まる日常生活のモチーフを定着させたフォトグラムなど、写真とその他の媒体との関係、写真における「もの」とその抽象化の表現について探究を続けている。

武田 陽介
1982年愛知県名古屋市生まれ。2005年同志社大学文学部哲学科卒業。大学在学中より銀塩写真での制作活動を始める。フィルムや印画紙の生産中止など、従来の銀塩写真の制作が困難になる状況をきっかけに、デジタル写真へと移行。写真というメディウムに対する透徹した制作意識を湛えた作品を発表し続けている。