EXHIBITIONS

渡部雄吉 「張り込み日記」

会期:2013年9月13日(金)- 10月12日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー モダン (東京・六本木 ピラミデビル)
日本版作品集刊行記念オープニング・パーティー:9月13日18:00 – 20:00

タカ・イシイギャラリー モダンでは、9月13日(金)から10月12日(土)まで、渡部雄吉個展「張り込み日記」を開催いたします。

「張り込み日記」は、写真家 渡部雄吉が、昭和33年(1958年)に茨城県水戸で発生したバラバラ殺人事件の捜査にあたる刑事に密着し、撮影したシリーズ作品です。警視庁捜査1課の刑事と、事件発生現場を管轄する茨城県警から派遣された若い刑事。戦後の空気が色濃く残る昭和の町並みを背景に、聞き込み、張り込みに東京の下町を歩き回る二人の姿が捉えられています。一連の作品は、撮影された年に雑誌で発表されましたが、それ以降、大きく取り上げられる機会がありませんでした。2006年にプリントが多数発見されると、新たに注目を集め、2011年にはフランスの出版社から作品集が刊行されています。この度、日本版作品集がroshin booksから刊行されるにあたって、タカ・イシイギャラリーモダンにて展覧会を開催する運びとなりました。本展では、残されたヴィンテージ・プリント7点とモダン・プリント5点を発表いたします。

■『張り込み日記』(roshin books 刊)作品集詳細
ハードカバー(30.5x23cm)、104ページ、収録作品点数70点
初版900部、定価4,500円(税込)、9月13日発売予定
作品集に関するお問い合わせ先: roshin books

■刊行記念オープニングパーティ
会場:タカ・イシイギャラリー モダン (東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル2F)
日時:9月13日(金)18時 – 20時

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