EXHIBITIONS

ベルント・フリーベリ

会期: 2014年8月2日(土) – 30 日(土)
会場:タカ・イシギャラリー モダン(東京・六本木 ピラミデ ビル )

タカ・イシイギャラリー モダンでは、8月2日(土)から8月30日(土)まで、夏の特別展示として、ベルント・フリーベリ展を開催いたします。本展はフリーベリの1940年代初期作品から1970年代後半の晩年作品まで約170点を展示いたします。

ベルント・フリーベリ(1899-1981) は1950年代を中心に活躍したスウェーデンの代表的な陶芸家で、巧みな轆轤技術と釉薬調合で今日知られています。生涯にわたり、形や釉薬の研究を重ね、数千におよぶ作品を自らがすべての工程を手がけてきました。長い年月の修練によって生み出された洗練された形、透明感のある釉薬の色の豊かさをこの機会に是非ご高覧ください。

【プロフィール】

1899年スウェーデン、ホガナス生まれ。 13歳よりホガナス製陶所で作陶助手として働き始め、同時にテクニカルスクールに通う。その後いくつもの窯を渡り、35歳まで22年間、轆轤職人として働き、1934年スウェーデンに帰郷しグスタフスベリ製陶所に籍を置く。アートディレクター、ヴィルヘルム・コーゲ氏に師事、44年には独立と同時にグスタフスベリ内に自らの工房を設立。数々の個展、展覧会を行い、グスタフスベリ製陶所のG-Studioの黄金時代をコーゲ、スティグ・リンドベリとともに築いた。作品はスウェーデン、グスタフ国王をはじめイブ・サン=ローラン、ロバート・メイプルソープなどにコレクションされ、スウェーデン国立美術館(ストックホルム)、コペンハーゲン装飾美術館、デンマーク国立博物館(コペンハーゲン)、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、京都近代美術館、東京藝術大学大学美術館など世界各国の美術館に収蔵されている。ミラノトリエンナーレにて1948年、51年、54年に金賞を受賞。ファエンツァ国際陶芸展にて1等賞。1960年、グレゴール・ポウルッソン・トロフィー。1980年、プリンス・ユージン・メダル(スウェーデン)受賞。1964年に日本で開催された現代国際陶芸展にも出品。

協力:ギャラリー北欧器、ブロードビーン

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