ARTISTS

エイミー・アドラー

Amy Adler, “Hotel”, 2018, oil pastel on canvas, 127 x 152.4 cm © Amy Adler

エイミー・アドラーはニューヨークに生まれ、現在ロサンゼルスを拠点に活動。1989年にクーパー・ユニオンを卒業後、1995年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の視覚芸術課程修士号、2011年に南カリフォルニア大学(USC)の映像芸術課程修士号を取得。ドローイングや写真、映像作品を制作し、そこでは自画像や個人的な歴史が重要な要素として位置づけられ、カメラの前後に位置するアーティストの眼差しだけでなく鑑賞者の視線も取り込んでいる。アドラーの作品が生み出す力学は欲望、セクシュアリティ、ジェンダー、そしてイメージそのものに宿るナラティブを探求している。

アドラーはこれまでにロサンゼルス現代美術館(1998年)、ハマー美術館(ロサンゼルス、2002年)、アスペン美術館(2006年)、サンディエゴ現代美術館(2006年)、Drammens Museum(ドランメン、2012年)において展覧会を開催。短編映像作品はFramelineやOutfest(いずれも2016年)、英国映画協会主催のFlare(2017年)にて上映されている。アドラーの作品は、Drammens Museum(ドランメン)、ハマー美術館(ロサンゼルス)、ロサンゼルス現代美術館、サンディエゴ現代美術館などに収蔵されている。2021年にグッゲンハイム・フェローを受賞、現在カリフォルニア大学サンディエゴ校にて視覚芸術課程の教授を務める。

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