ARTISTS

マリオ・ガルシア・トレス

Mario García Torres “Falling Together In Time”, installation view at Taka Ishii Gallery Tokyo, Feb 23 – Mar 16, 2019, Photo: Kenji Takahashi

1975年メキシコ・モンクローバ生まれ。現在、メキシコ・シティを拠点に活動。2005年カリフォルニア・インスティテュート・オブ・アーツ卒業。1960年代と1970年代のコンセプチュアル・アートに関連する美術史およびその個性を追求し、詩的に物語化するというアプローチによって作品を制作。フィルム、写真、彫刻など多様なメディアを用いて、美術史においてまだ発掘されていない空白部分に注目し、意表をつくフィクションと現実の並列や、またそれらを対話させることによって、記憶や理解のずれや曖昧さを浮き彫りにし、現在私達が直面するより広範囲の問題について再び考察することを促す。

近年の個展として、モンテレイ現代美術館 (モンテレイ、2021年)、Museo Jumex (メキシコシティ、2020年)、ルフィーノ・タマヨ博物館 (メキシコシティ、2016年)、ウォーカー・アート・センター (ミネアポリス、2018年)、WIELS, Contemporary Art Centre(ブリュッセル、2019年)、フォートワース現代美術館(2015年)、ペレス・アート・ミュージアム・マイアミ(2014年)、プロジェクト・アーツ・センター(ダブリン、2013年)、ソフィア王妃芸術センター(マドリード、2010年)、ステデライク・ミュージアム(アムステルダム、2007年)などがある。また、広く国際的な展覧会に参加しており、マニフェスタ11(2016年)、第8回ベルリン・ビエンナーレ(2014年)、ドクメンタ13(カッセル、2012年)、サンパウロ・ビエンナーレ(2010年)、台北ビエンナーレ(2010年)、横浜トリエンナーレ(2008年)、ヴェネツィア・ビエンナーレ(2007年)などが挙げられる。

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