EXHIBITIONS

gallery 1: 「Walking 歩くこと、描くこと」展 gallery 2: 青木陵子+伊藤存「9才までの境地、そのころの日射し」展

会期:2011年11月11日(金) – 12月24日(土)
*ただし、会期中の11月13日(日)は特別オープン、11月15日(火)は代わりにお休みとなります。
オープニング レセプション:11月11日(金)18:00 – 20:00
(管啓次郎による朗読のパフォーマンス:オープニング レセプション当日19時より会場にて)。

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タカ・イシイギャラリー京都は、2011年11月11日(金)から12月24日(土)まで、gallery 1では「Walking 歩くこと、描くこと」展、gallery 2では青木陵子+伊藤存による「9才までの境地、そのころの日射し」展を開催致します。

「Walking 歩くこと、描くこと」展は、「歩くこと」をめぐる管啓次郎の詩と佐々木愛の絵、そして「歩き、読み、考えるための本」というテーマで選ばれた本の展示から構成されます。
詩人である管啓次郎の言葉にインスピレーションを得て、その詩に寄り添うように描かれた佐々木愛のドローイング作品は、色鉛筆や油彩・パステル・カラーインクといった多様な画材で1点1点異なった表情を見せています。会場をゆっくりと歩きまわるうちに、詩を通して想像する体験と絵に向き合い感じ入る時間が交互に訪れ、「歩くこと」についての新たな感覚が芽生えることでしょう。
2009年に明治大学の生田図書館Gallery ZERO(神奈川)で始まった「Walking」のプロジェクトは、その後、管啓次郎(1958年生まれ)と佐々木愛(1976年大阪生まれ)により新たに展開し、2011年夏にモエレ沼公園ガラスのピラミッド(北海道)にて開催され、今後も継続して行われていきます。

青木陵子(1973年兵庫生まれ)と伊藤存(1971年大阪生まれ)による「9才までの境地、そのころの日射し」展では映像作品を展示致します。本展では、国立国際美術館(大阪)にて開催中の「世界制作の方法」展で発表された映像がさらなる展開を見せます。 二人での活動は、2000年以降「横浜トリエンナーレ2001」や「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」(森美術館)、「I still believe in miracles」(2005年、パリ市立近代美術館)をはじめ、近年イタリア、スイス、オーストラリア、ドイツ、台湾などで開催された海外の展覧会でも高い評価を得ています。イメージの連鎖という共通項を持ちつつ、それぞれの世界観が色濃く反映された作品をぜひご高覧下さい。