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鈴木 理策

Risaku Suzuki, "Mirror Portrait", 2016, © Risaku Suzuki

1963年和歌山県新宮市生まれ。1987年東京綜合写真専門学校研究科修了後、写真による創作活動を始める。1998年 故郷の熊野をテーマに初の写真集『KUMANO』を出版し、2000年『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。2006年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科にて教鞭をとる。

2010年に1963年生まれの日本人写真家や批評家とともに「写真分離派」を立ち上げ、またニューヨーク、チューリッヒで個展を開催するなど、国際的に活動の場を広げている。ライフワークともいえる熊野での撮影の他、南仏のサント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、桜、雪のシリーズといった多様な対象を異なるアプローチでとらえているが、そこには「見ること」への問題意識と、写真というメディアの特性への関心が貫かれている。主な個展に「意識の流れ」 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・東京オペラシティギャラリー・田辺市立美術館(2015-2016年)、「水鏡」 熊野古道なかへち美術館(2016年)、「熊野 雪 桜」 東京都写真美術館(2007年)がある。作品は、サンフランシスコ現代美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館等に収蔵されている。

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