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Exhibition

エイミー・アドラー Amy Adler
"Player's History"

April 13 - May 12, 2007


Amy Adler,
"Player's History",
2007 (study)

「アドラーは、素材に逆らっている。キャンバスやパステルが性質とは逆に働いているように思える。だが、これは彼女の意図である。彼女の作品に不可欠な、本質の転覆という。」
- (Rachel Teagle, curator, Museum of Contemporary Art, San Diego, 2007 )

タカ・イシイギャラリーでは、4月13日(金)から5月12日(土)まで、エイミー・アドラー個展「Player’s History」を開催致します。ロスアンジェルスを拠点におくアドラーは、近年、アスペン美術館、サンディエゴ現代美術館(2006-7年)にて個展を開催し、これまでハンマー美術館(LA、 2002年)、フォトグラファーズ・ギャラリー(ロンドン、2001年)、ロスアンジェルス現代美術館(LA、1998年)などで展覧会を開催しています。

「プレイヤーズ・ヒストリー」と名づけられた新作のシリーズは、フレームされたキャンバスに描かれた8点のパステル・ドローイングからなります。本展は、アドラーのキャンバス作品による2度目の展示となりますが、それ以前の個展においては、アドラーは写真からドローイングをおこし、それをふたたび写真に撮影し、ユニークのカラープリントとして展示する独特の手法を使っていました。

初期の作品に見られるアドラーの作品は、ファウンド・フォトを使用しています。たとえば、明るいグレーの色調で描かれた、対戦相手のいないチェス・プレイヤーのイメージは、有名無名のアマチュアのチェス・プレイヤーの写真を引用しています。描かれるキャラクターは、軽やかに見えながら執拗な印象を与え、「写真」と「ドローイング」をめぐる作家の思考を示唆し、同時に作家のポートレイトでもあるのです。

過去の写真作品−チバクローム・プリントのなかに収められたドローイングらしからぬドローイング−は、どこかパフォーマンスの匂いを漂わせています。そして新作においては、キャンバス上のパステルの粉末がドローイング特有の儚さにある緊張感を漂わせ、同時に、写真特有の儚さの軌跡を感じさせてくれます。

タカ・イシイギャラリー 
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